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至極プライベートな音楽+α日記
by suoni_belli
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えみのプロフィール
東京都在住
趣味:音楽を聴くこと、旅行
信条:芸術は生で体験すべし

至極プライヴェートな内容です。時間を置いてしまいましたが、書いておきたいことがあるので、再開しました。 ピリリとした緊張感を持たせるために、ブログというメディアを選択してます。音楽系の話題をメインに、徒然なるままに・・・書いてみようと思います。
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シベリウスのヴァイオリン協奏曲
【10月4日 今日のコンサート】
ウィーン・トンキュンストラー管弦楽団 指揮:クリスチャン・ヤルヴィ
曲目:
グリーク 「ペール・ギュント」第1組曲 Op.46
グリーク ピアノ協奏曲 Op.16 (ピアノ:上原彩子)
シベリウス:悲しきワルツ Op.44-1
シベリウス ヴァイオリン協奏曲 Op.47 (ヴァイオリン:川久保賜紀)


今日のコンサートのメインは、シベリウスのヴァイオリン協奏曲です。最近のヘビロテ曲です。
美しい旋律の中に、繊細さと狂気と情熱が往来するような曲です。第1楽章が最高だけど、第3楽章もかなり好き。ヴァイオリンのフレーズが踊るようで楽しいし、曲の終わり方もカッコいい。

でも、上原彩子さんの弾くグリークのピアノ協奏曲も期待してしまう。この方は音量が比較的小さめで、時々音がオケの音に埋もれてしまうんですけど、小柄な方なので仕方がないのかもしれないですね。それでも、フォルテの部分で腰を浮かせて全身で弾こうとする姿がとても好きです。上原さんは以前ラフマニノフのピアノ協奏曲3番を聞いたことがありますけど、あのときもいい演奏するなと思いました。

特に第3楽章がよかったかな。指が回る回る・・・ テクニックは申し分ないですね。
今後ソロも聴いてみたいし、日本人だから末永く応援していきたいですね~。

川久保さんのシベリウスのほうですが・・・・ すでに私の耳も肥えているから、なかなか評価が・・・・。しかも、席がよくなかったので、細部まで聴けなかったんです。でも、初めてこの曲を生で聴けたのはすごく嬉しかったし、やっぱいい曲だ!!と思いました。

ちなみに私が好きなのは、ユリアン・シトコヴェツキーの弾いてるもの。将来有望なヴァイオリニストでしたが、肺癌のために1956年に31歳の若さで亡くなっています。たまたま入手した彼のシベリウスのヴァイオリン協奏曲のレコードがありますが、これがとてもよい演奏で、私の中ではNo.1です。古い演奏なので、最近の流行とは若干異なる弾き方をしているところもあり、全体的にサラッとしてますけど、ハイフェッツのようなヴィルトォーゾ的な感覚の鋭さと反応の良さの中、すすり泣くような音色とカンタービレがとても素晴らしいです☆

CDですと、彼の演奏は日本では入手しにくいかもしれません・・・
by suoni_belli | 2008-10-04 23:01 | コンサート&イベント
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